働く人の声
仲間やお客様に恵まれたおかげで、
長く、楽しく働くことができています。
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専業主婦が一念発起。50歳からのスタート
ZNさん 浴風会ケアハウス食堂勤務
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周囲のフォローのおかげで、
フードサービス初心者でも
安心して働ける

結婚してからずっと専業主婦をしていましたが、50歳までに社会復帰したいという気持ちがありました。そんな時、たまたま区の掲示板で浴風会ケアハウス食堂での求人を見つけました。家から近くて通勤が便利だし、全く仕事の経験はなかったのですが、挑戦してみようと思いました。
初めての経験でもあったので、最初の頃はいろいろ失敗もしました。特に混んでいると慌ててしまい、食事が終わったお客様に「コーヒー3つね」と言われて、「ハイ分かりました!」と返事だけして出し忘れてしまったり、テーブル上にお醤油を置いておくのを忘れたり。
それでも早く仕事に慣れ、ずっと楽しく働けているのは、人間関係に恵まれているおかげだと思っています。職場には若い人も、私と同年代やもっと年上の方もいらっしゃいますが、いい人ばかりで、すぐになじめました。混み合う時間帯には、マネージャーやリーダー、栄養士さんがみんなで手伝ってくださいます。また、マネージャーは仕事を終えて「お先に失礼します」と言うと、必ず「ご苦労さま!ありがとうございました」と言ってくださいます。何気ないことなんでしょうけど、嬉しくなります。「明日も頑張ろう!」という気持ちになるんですよね。

常連のお客様とのやりとりが楽しく、励みになる

スタッフ写真3 私は食堂で、主に喫茶コーナーを担当しています。食堂を利用するのは、ケアハウスの利用者さんや職員、そばにある系列病院にいらっしゃった患者様やお見舞いの方など、常連の方が中心です。常連の方の中には「ここはいいね、落ち着くね」と言ってくださる方も多く、ありがたいことだと思っています。また、一生懸命やるのは当たり前のことだと思っているのですが、「喫茶コーナーの二人はすごく評判がいいよ」と、わざわざ言ってくださるお客様もいて、ちょっと照れくさいですが、やっぱり嬉しいですね。
浴風会ケアハウスの食堂は、お料理やお飲み物ができたらナンバーを呼んで、取りに来ていただくシステムです。しかし、目の悪い方や脚の悪い方もいらっしゃって、そういう方の時はテーブルまでお持ちするようにしています。常連の方たちもそのあたりも分かっていて、「なぜこちらには運んでくれないんだ」とクレームを言うこともなく、温かく見守ってくださいます。優しいお客様が多くて、幸せです。
仲間にもお客様にも恵まれて楽しく働けていますし、ケアハウスを利用するお年寄りや病院の患者様にくつろぎを与えることで少しは皆さんのお役に立てていると思うと、それもやりがいになります。現在、59歳になりましたが、これからもできるだけ長く働き続けたいと思います。